ロングヘアの方は毛先に複雑な履歴があり
綺麗にロングをキープするのが難しいです
「どこまで伸ばしたいのか?」
「量は軽くしたいけどいつも重くされる」
などのお悩みも解決しつつ今後の計画も一緒に立てながらカウンセリングを常に行なっていきます。
カットをするにあたり「気をつけている部分」や「こだわり」をお伝えします。
3つのこだわり
– 1.綺麗に伸ばせるようなカット
これまでのカットの履歴を見させて頂くと
無理に量が少なくなるようにカットされてる
ケースが多いです。
メリットは乾かすスピードが早くなる一方
デメリットとして
・まとまりがなくなってしまう
・パサパサに見える
といった見た目の劣化があります。
ただ量を減らすのではなく
綺麗に伸ばすためにある程度の重さを持たせることが必要になります。
ヘアスタイルは内側の量が少なくスカスカになってしまうと土台が安定しない状態に入ります。
癖や毛流れを見て溜まりやすい部分を見極めた上で量を取ることで綺麗に伸ばしつつロングヘアを楽しめるようにカットしております。
どこまで伸ばしたいかをカウンセリングの段階で聞いておりますので、その時に取れる量であったり先に長さを切って今後のケアに役立てるのかなど優先順位を照らし合わせながら施術していきます。
– 2.表面パサパサしないような仕上がり
カットしていく際に気になるのは
「仕上がりがパサつかないかどうか」
です。
毛羽立ちでピンピン出てきやすい方もいらっしゃると思います。
パサパサ感の原因として
・表面に出てくる髪の毛が梳きバサミやダメージによって出てくる場合
がありますので、いかに量を減らしつつ
パサパサ出てこないようにカットするかが
重要になってきます。
対策の一例として
・表面に近いところはハサミを入れない
・カットの技法を変えつつ量を取っていく方法
などアプローチ方法が様々ですので
髪の状態や髪質に合わせて艶を残したカットを叶えます。
ロングヘアになるにつれて毛先はダメージが蓄積していきますので、できるだけ傷ませないような施術を心がけてます。
– 3.巻きやすさを考慮してレイヤーの調整
お客様の要望として、
「簡単にスタイリングできたらなぁ」
といった要望は多く頂きます。
それを叶える方法として、
「レイヤー=段」
と呼ばれる巻いた時の表情をつけやすい部分
を入れ込むヘアスタイルで動きが出やすいように調整します。
レイヤーの特徴としては巻いた時に
カールが重なってもたつく心配がなく
ワンカール程度のカール感で
無造作な動きが出ます。
アイロン使うのは苦手だけど
「ワンカールならできる方」
におすすめなのです。
毛先に軽さが出るスタイルでもあるので
メリット・デメリットがあります。
顔まわりのみに施すような方法で
「重め好きだけど顔まわりだけいつもと違った雰囲気にしたいな」
と言う方にはおすすめです!
ポニーテールなど結ぶ際には毛先のまとまりは欲しいが、後れ毛としてレイヤーを活用する方法がありますので、カウンセリングの際に要望をお聞きしてヘアスタイルに落とし込みます。
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