「絹女の通常版って、実際どうなの?プロ版じゃなくても大丈夫?」
2万円を超える買い物です。プロ版との差額は3,800円。迷うのは当然ですし、慎重に選ぶのは正しい姿勢だと思います。
結論から言うと、絹女(通常版)は「買って正解の人」と「プロ版にしておけばよかった人」がはっきり分かれる1本です。この記事では、旧型LM-125を3年以上、現行型LM-225を1年半、両方とも毎日使い続けてきた立場から、どちらに分かれるかを正直に話します。
3秒でわかる結論
「通常版で十分な人」と「プロ版が必要な人」は、ここで分かれます。
✓ 絹女(通常版)でOK
・使用頻度は週2〜3回
・ロング〜セミロング
・前髪は自然派(こだわりすぎない)
・24,200円の予算でまず試したい人
・コスパ重視で選びたい
▲ プロ版にすべき
・毎日アイロンを使う
・前髪・顔周りも整えたい
・ショート〜ボブ
・長く使うから最初から良いものを選びたい人
・後で後悔したくない
僕は表参道のサロン「NEHAN」で年間1,000人以上の髪を担当する現役美容師です。KINUJO社長の髪も担当しています。絹女の通常版は、旧型LM-125を以前のサロン時代から3年以上毎日使用し、現行型LM-225は2024年7月の発売後に切り替えて、約1年9ヶ月毎日使い続けています。両方の通常版を実際に使い込んだ立場から、正直に話します。
表参道NEHAN 天ヶ瀬哲平
目次
絹女(通常版)LM-225とは?旧型LM-125との違い
まずスペックから整理します。絹女(通常版)には、旧型LM-125(2014年発売)と現行型LM-225(2024年7月発売)の2モデルがあります。これから買うなら、迷わず現行型LM-225です。理由は、両方を実際に使ってきた僕の体感で、はっきり答えが出ています。
| 項目 | 旧型 LM-125 | 現行型 LM-225 ★今買うならこれ |
|---|---|---|
| 発売 | 2014年 | 2024年7月 |
| 重量 | 約390g | 約245g(約145g軽量化) |
| プレート | 28×100mm シルクプレート | 28×100mm シルクプレート |
| 温度 | 130〜220℃(10℃刻み) | 130〜220℃(10℃刻み) |
| 立ち上がり | 約20秒(180℃) | 約20秒(180℃) |
| 価格 | 生産終了(中古・在庫のみ) | 24,200円(税込) |
旧型から現行型に変えた瞬間、腕への負担が消えました
一番の違いは145gの軽量化です。数字だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、サロンで一日中アイロンを握る立場からすると、これが劇的な差でした。旧型LM-125は決して重すぎるわけではなかったのですが、現行型LM-225に持ち替えた瞬間に「あ、これが本来あるべき重さだったんだ」と気づきました。
ロングのお客様を通すとき、旧型だと後半で若干手首に疲労がきていました。現行型ではそれが消えます。お家で使う方も、ロングやミディアムの方ほど恩恵が大きいと感じます。プレート性能・温度・立ち上がり速度はほぼ同じなので、仕上がりは両方とも同等にきれいです。
「LM-125を持っている人、買い替え必要?」
よく聞かれるのですが、まだ壊れていなければ買い替えなくていいと思います。プレート性能は同じなので、仕上がりに差はほぼありません。「腕が疲れる」と感じたタイミングが来たら、そのとき現行型に切り替える——このくらいのスタンスで十分です。
両モデル使ってわかった「本当に良いところ」3つ
良いところは色々ありますが、4年以上毎日使い続けてきた体感で「これは本当に価値がある」と言える3つに絞って話します。
① 立ち上がり20秒|忙しい朝に、この差は大きい
スイッチを入れて180℃に達するまで約20秒。これは数字だけ見ると軽く流されがちなのですが、「温まるまでの待ち時間」が毎朝の体感を大きく変えます。安いアイロンだと1〜2分かかるものもあって、その間にやる気が削がれていく感覚は誰でも経験があると思います。絹女(通常版)は、洗面所に立ってから温まるまで待ち時間ゼロに近い。朝の3分は黄金の時間です。
② シルクプレートの滑り|髪が引っかからない
絹女の最大の特徴は、プレートに水をかけても蒸発しない「シルクプレート」です。一般的なアイロンは高温で髪の水分を一気に飛ばしてしまうのですが、シルクプレートはそれを抑えながら熱を伝えられる。「滑り」が違うと、お客様に持ってもらうと必ず言われます。髪が引っかからないので、回数も減る。回数が減ると、髪への負担も減る。この好循環が「痛まないアイロン」と呼ばれる理由です。
絹女(通常版)で仕上げた一例
③ 28mmプレート幅|ロングの時短力が段違い
絹女(通常版)のプレート幅は28mm。プロ版(24mm)より広いです。これは「一度に挟める毛束が多い」ということで、ロング〜セミロングの方ほど時短効果が大きい。朝の支度時間が10〜15分短縮される方もいます。実は、プロ版より通常版の方が得意な領域が「これ」です。全体をザッとまとめたい方には、28mm幅は武器になります。
お客様の声
「朝の時間が本当に変わりました」
ロングのお客様から一番多くいただく声です。一気にまとめて通せるのは通常版のほうが楽、とおっしゃる方がほとんどです。
お客様の声
「触ったら全然違う。こんなに柔らかいアイロンあるんですか?」
シルクプレートの滑りに、初めて触れた方はほぼ全員驚かれます。これは言葉で説明するより、実感してもらうのが一番早いです。
正直に言う、通常版の「微妙なところ」3つ
良いところだけ書いてもフェアじゃないので、「ここは正直弱い」と感じる点も3つ全部話します。この3つが気になる方は、プロ版を検討すべきです。
① 前髪・ショートは少し難しい
プレート幅28mmは、全体をまとめるには強いのですが、前髪や顔周り、耳上の短い毛を細かく整えるには大きいです。特にショート〜ボブの方、前髪にこだわりがある方はプロ版の24mm幅のほうが確実に使いやすいです。ここが通常版とプロ版の一番の分かれ目です。通常版を買って「前髪が決まらない」と感じた方の9割は、プレート幅の問題です。
② 使用中にボタンが当たって電源が落ちる
通常版には誤作動防止機能がないため、使用中に手が電源ボタンに触れると、うっかり温度が変わったり電源が落ちたりします。慣れれば気になりませんが、最初の1週間くらいは「あ、切れてた」ということが起こる方もいます。プロ版はここが改善されているので、毎日使う方はストレス差が蓄積します。
③ 最低温度130℃|傷んだ毛先に低温対応ができない
通常版の温度下限は130℃です。プロ版は50℃から設定できるので、ブリーチ毛・ハイダメージ毛・極細毛の方は、プロ版の低温設定の恩恵が大きい。通常版の130℃は、健康毛〜普通毛なら全く問題ありませんが、「傷みが気になる」「カラーの退色が早い」という方は、この差が効いてきます。
通常版で後悔する人・しない人【読者診断】
ここまでの「良いところ」「微妙なところ」を踏まえて、どういう人が通常版で満足できて、どういう人がプロ版にすべきかを、サロンで20人以上に実際に試してもらった経験から分類します。
| ✓ 通常版で後悔しない人 | ▲ プロ版にすべき人 |
|---|---|
| ・週2〜3回の使用頻度 ・ロング〜セミロング ・全体をザッとまとめたい ・前髪は自然派(こだわりすぎない) ・毛量が多い・毛が太い ・コスパ重視 |
・ほぼ毎日アイロンを使う ・前髪・顔周りも綺麗に整えたい ・ショート〜ボブ ・ブリーチ毛・ハイダメージ毛 ・極細毛 ・後で絶対に後悔したくない |
判断に迷ったら「毎日使うか」「前髪にこだわりがあるか」の2つで決めて大丈夫です。どちらかが当てはまればプロ版、どちらも当てはまらなければ通常版で十分。これが20人にお試しいただいた結果、一番納得感が高かった切り分け方です。
▼ プロ版が気になってきた方へ
・プロ版のリアルな口コミが知りたい → 絹女プロの口コミは本当?3年使った美容師の結論
・プロ版で後悔するパターンが気になる → 絹女プロで後悔する人は3パターンだけ
・通常版 vs プロ版の比較を深掘りしたい → KINUJOと絹女プロの違い|20人中19人の結論
ここまで読んで「やっぱり通常版で十分そうだ」と感じた方は、そのまま購入判断を進めて大丈夫です。次の章で、他社との比較も整理しておきます。
絹女(通常版)vs 他社|リファ・マグネットとの違い
絹女(通常版)と迷う方が多いのがリファビューテックとマグネットヘアプロです。3機種とも「高級アイロン」カテゴリで、仕上がりに差があります。
| 項目 | 絹女(通常版) | リファ | マグネット |
|---|---|---|---|
| 価格 | 24,200円 | 24,000円〜 | 15,400円 |
| 重量 | 約245g | 約335g | 約395g |
| 立ち上がり | 約20秒 | 約30秒 | 約60秒 |
| 得意 | ツヤ・滑り・時短 | ツヤ・クッション性 | ストレート力 |
※ 価格・重量・立ち上がり時間は公式発表値を参照。価格は変動する場合があります。
サロンで同じお客様の左右に試したとき、ツヤと柔らかさで絹女(通常版)が最も好評でした。リファも良いアイロンですが、重量とコード取り回しで絹女に軍配が上がります。リファと深く迷っている方は、下記記事もあわせてどうぞ。
▶ リファとの詳細比較はこちら → リファと絹女どっち?美容師が正直比較|結論はほとんどの人が絹女
どこで買う?偽物を避ける正規ルート
絹女はAmazon等で偽物や並行輸入品・転売品が出回っています。正規認証店以外で買うと、1年保証が受けられない・本体に認証マークがない・万が一の故障時にサポートを受けられない、というリスクがあります。購入は必ず正規認証店からにしてください。
僕が正規代理店として信頼しているのは「髪との暮らし」です。1年保証・初期不良対応・正規認証マーク付きで、万が一のトラブルにも電話・メールでサポートを受けられます。以前KINUJO社長と直接お話しした際にも、「正規代理店ルートなら正規品100%届く仕組みになっている」と明言されていました。価格が同じなら、安心を取るべきです。
補足
Amazonで買うリスクは、別記事で詳しくまとめています(プロ版の話ですが、通常版にも同じリスクが当てはまります)。
→ 絹女をAmazonで買ってはいけない3つの理由【KINUJO社確認済み】
送料無料・1年保証・正規認証マーク付き
よくある質問
まとめ|絹女(通常版)で後悔しない選び方
絹女(通常版)LM-225は、ロング〜セミロングで週2〜3回、全体をまとめたい方にとっては、迷いなくおすすめできる1本です。両方の型番を4年以上毎日使ってきて、「通常版で正解だった」というお客様を20人以上見てきました。
一方で、毎日使う・前髪にこだわる・ショート〜ボブの方は、プロ版の3,800円をケチらない方が良いです。「通常版で我慢して後悔する」パターンを、サロンで何度も見てきました。
どちらにしても、買うなら必ず正規認証店から。偽物リスクだけは絶対に避けてください。
▼ 他の関連記事
・KINUJOブランドの全体像を知りたい → KINUJOは何がいいの?美容師が3つの理由で解説
・プロ版の口コミが気になる → 絹女プロの口コミは本当?3年間リファに戻った人0人の真実
・プロ版で後悔するパターン → 絹女プロで後悔する人は3パターンだけ
・リファと比較したい → リファと絹女どっち?美容師が正直比較
コメント