毎朝アイロンを通すだけで、夕方までツヤと形がキープされる。「今日も決まった」が当たり前の毎日——温度設定を1つ見直すだけで、この未来が近づきます。
でも実際は「何度が正解かわからない」「とりあえず160℃で毎日使ってる」「低すぎると取れるし、高すぎると傷むし…」と感覚頼りで毎日アイロンを当てている方が本当に多いです。
先に結論(髪質別の目安)
140℃
160℃
170〜180℃
140℃
140℃
※あくまで目安です。髪質・ダメージ・アイロンの質によって複雑に変わるため、細かい部分は自分で試すか美容室で確認することをおすすめします。
僕は表参道のサロン「NEHAN」で年間1,000人以上の髪を担当する現役美容師です。KINUJO社長の髪も担当しています。毎日お客様の髪にアイロンを当てている中で「これくらいの温度が一番きれいに決まる」という感覚値を、正直に共有します。
目次
なぜ温度が大事なのか|高すぎ・低すぎで起きること
温度設定を軽く見てはいけない理由は、高すぎても低すぎても両方にデメリットがあるからです。
高すぎると起きること
髪がダメージする(タンパク変性・水分蒸発)
髪が硬くなってしまう(しなやかさが失われる)
ツヤが出づらくなる(キューティクルが傷つくため)
低すぎると起きること
跡がすぐ取れてしまう(形がキープできない)
巻いたのに持ちが悪くなる(巻き・カールが数時間で取れる)
何度も通すことになる(結果的にダメージが増える)
「低温=髪に優しい」は半分正解、半分間違い。低すぎて跡がつかず何度も通すと、結果的にダメージが蓄積します。大事なのは「一度で決まる最適温度」を見つけることです。
髪質別の適正温度|現場で使っている目安
僕がサロンで日常的に使っている温度感覚を正直に書きます。あくまで「最初にどこからスタートするか」の目安として参考にしてください。
ダメージ毛|140℃
カラー・ブリーチ・縮毛矯正などで履歴が多い髪、毛先がパサついている髪は、熱耐性がかなり下がっています。160℃で当てると「ジュッ」という音がしたり、一気に水分が抜ける感覚がある場合は確実にダメージが進んでいる証拠です。
140℃でスタートして、1回で伸びなければ通し方を見直すのが正解です。温度を上げるより、アイロンの性能を見直したほうが髪を守れます。
普通毛|160℃
特に大きなダメージもなく、硬すぎず柔らかすぎない髪の方はここから。サロンで一番多い髪質ゾーンでもあります。160℃で1〜2回通して形になるなら、その温度で固定してOKです。
硬毛・多毛|170〜180℃
「アイロンしてもなかなかクセが伸びない」「毛量が多くて時間がかかる」方は、140〜160℃では戦えないことが多いです。170〜180℃まで上げたほうが、結果的に一度で決まり、何度も通さずに済みます。
ただし高温なので、1ヶ所に留めず素早く通すことが絶対条件です。
細毛・軟毛|140℃
髪が細い・柔らかい方は、熱のダメージを受けやすい体質です。高温にすると一発でキューティクルが損傷し、パサつきの原因になります。140℃でスタートして、「跡がつかないな」と感じたら温度を上げるのではなく通し方を工夫する(ゆっくり通す・毛束を薄く取る)のが正解です。
前髪|140℃
前髪は顔に最も近く、細い毛が多いデリケートなゾーンです。高温で当てるとおでこを火傷するリスクもあります。140℃でも自然な丸みはしっかり作れます。
部位別の適正温度|前髪・毛先の扱い方
同じ髪でも、部位によって「熱への強さ」が違います。全体を同じ温度で通すのではなく、部位ごとに微調整できると仕上がりが変わります。
140℃|細くデリケートで火傷リスクもあるため低めに
140〜160℃|顔に触れやすいので前髪と同じく低めが安全
基本温度で通す|髪質別の基準温度そのまま
基準より10℃下げる|一番ダメージが蓄積しやすい部分
基本温度|見えにくい部分だが、左右差が出やすいので丁寧に
毛先だけ10℃下げるというこの一手間で、毛先のダメージはかなり防げます。毎朝毎朝の積み重ねが、数ヶ月後の仕上がりを変えます。
正直に言うと「これが唯一の正解」は存在しない
ここまで温度の目安を書いてきましたが、正直に言うと「この温度が唯一の正解」はありません。
美容師として正直な話
実際には髪質・ダメージ・アイロンの質、などが複雑に絡み合っているので、「これより高い」「これより低い」と断言しづらい部分があります。
基本的には:
・高ければ高いほどダメージするし、髪の毛が硬くなってしまう
・低ければ低いほど髪には優しいけど、跡がすぐ取れてしまったり、巻いたのに持ちが悪くなる
この両方のバランスを取る温度がベストです。この記事で書いた温度はあくまで目安で、細かい部分は自分で試しながら一番良いところを見つけていったり、美容室に確認するのがオススメです。
「絶対この温度にしろ」と言う記事には気をつけてください。あなたの髪とアイロンの組み合わせに正解がある。ここで書いた目安をスタート地点として、少しずつ自分に合った温度を見つけていくのが正しい進め方です。
自分にとっての最適温度の見つけ方
目安温度からスタートして、「自分にとっての最適温度」を見つける具体的な手順を書きます。
最適温度の見つけ方・4ステップ
髪質別の目安温度からスタート
この記事で書いた目安温度(例:普通毛160℃)から始めてみる
1〜2回で決まるか確認
1〜2回で形が決まればその温度でOK。3回以上通しても決まらないなら温度を見直す
夕方までの持ちを確認
昼過ぎに形が取れる → 温度が低すぎor通し方が甘い/夕方まで持つ → その温度が合っている
1週間試して固定する
毎日同じ温度で試して、自分の「ベスト温度」を決める。毎日違う温度で試すと比較できない
大事なのは「毎日同じ温度で試す」こと。日によって温度を変えると、何が原因でうまくいったかいかなかったかが分からなくなります。→ 論理的に固定化する考え方はこちらの記事で詳しく解説
温度設定が細かくできるアイロンの重要性
ここまで読んでくれた方にお伝えしたいのは、「温度設定の細かさ」は、髪へのダメージと仕上がりを分ける大きな要素だということです。
「温度調整が『低・中・高』の3段階しかない」アイロンを使っていると、自分に最適な温度を選べないため、毎日のスタイリングで小さなダメージが積み重なります。
絹女プロは10℃刻みで温度を細かく設定できます
絹女プロが温度面で優れている理由
10℃刻みで温度設定可能(50℃〜220℃)|自分のベスト温度を細かく見つけられる
温度の立ち上がりと維持が安定|設定温度のブレが少なく、毎日同じ仕上がりを再現しやすい
シルクプレートで水分を守る|140℃でも髪の水分を奪いすぎない設計のため、低温スタイリングでも結果が出やすい
「低・中・高」の3段階だと、自分の髪に合う温度を選ぶこと自体が不可能です。10℃刻みで細かく選べるアイロンがあって初めて「自分のベスト温度」を固定化できるようになります。
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よくある質問
Q. 200℃で使ったら髪はどうなりますか?
200℃は特別な理由がない限り不要です。一般的な髪質であれば180℃までで十分です。200℃以上は髪のタンパク質が急激に変性するため、一度でかなりのダメージが入ります。
Q. 120℃以下でも使えますか?
基本的にあまりおすすめしません。跡が弱すぎて何度も通すことになるため、結果的にダメージが増えます。120℃以下は「温風で整える」程度の効果しかないので、140℃以上を最低ラインに設定するのが現実的です。
Q. 縮毛矯正しているのに温度を下げないとダメ?
縮毛矯正をかけた髪は履歴ダメージが大きいため、基本的に140℃を推奨します。高温で当てるとさらにダメージが蓄積するので、低温で素早く通すのが正解です。
Q. 温度が安定しないアイロンでも同じ目安で使えますか?
同じ目安では使えません。温度センサーが劣化しているアイロンは、設定温度と実際の温度が大きくズレていることが多く、160℃設定でも実際は180〜190℃出ている場合があります。仕上がりがブレるなら買い替えを検討してください。
Q. 髪質が分からない場合、何℃から試せばいいですか?
迷ったら140℃〜160℃からスタートしてください。大半の髪質はこの温度帯でカバーできます。跡が弱すぎるなら170℃、強すぎて硬く感じるなら150℃に調整する流れがおすすめです。
この記事の要点
✓ 髪質別目安:ダメージ毛140℃/普通毛160℃/硬毛・多毛170〜180℃/細毛・軟毛140℃/前髪140℃
✓ 部位別の微調整:前髪と毛先は基準より10℃下げるのが安全
✓ 高すぎ=ダメージ/低すぎ=跡が取れてリトライ=ダメージ蓄積
✓ 「唯一の正解」はない。目安からスタートして自分のベストを見つける
✓ 10℃刻みで細かく調整できるアイロンが理想(絹女プロは50〜220℃)
毎朝たった数秒の温度設定が、数ヶ月後の髪のツヤとダメージを決めます。自分に合った温度を見つけて、再現性のある毎日を手に入れてください。あとは一歩踏み出すだけです。
購入について(必ず読んでください)
絹女プロはAmazon・楽天では正規品を購入できません。KINUJO社は1台1台シリアル番号で管理しているため、非正規ルートの商品はメーカー保証対象外になります。美容師が運営する正規認証店「髪との暮らし。」なら正規品・1年保証付き・送料無料で届きます。
第三者認証の口コミシステムで300件超・平均4.8という評価がすべてリアルな購入者の声です。「もっと早く買えばよかった」という声が本当に多いので、迷っている方ほど一度口コミを見てみてください。
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※価格は変動する場合があります。最新価格はリンク先でご確認ください。
表参道美容師 天ヶ瀬哲平
アイロンの温度は「なんとなく160℃」で毎日使っている方がほとんどです。でも本当は自分の髪質に合った温度を1つ見つけて固定化することで、ダメージを抑えながら毎朝きれいな仕上がりが手に入ります。この記事で書いた目安をスタート地点に、自分のベスト温度を探してみてください。
髪が変われば人生も変わる。貴女のこれからが一歩でも前に進みますように。
天ヶ瀬 哲平
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